家賃の相場は、地域によってだいたい決まっているものです。
大雑把に行ってしまえば、交通の便がいいところは家賃が高く、便が悪くなるにつれ、家賃は安くなっていきます。
なので東京なら、都心の家賃は高く、郊外は安いことが、一般的にはいえますね?
ただしそうとは限らない場合があります。
都心であっても、信じられないような家賃相場の低い街もあるのです。
家賃相場が低いのはどんな街?
家賃相場が安い街、、、
それはひと言でいえば、
「学生が多く住んでいる街」
です。
「なんだ、そういうことか」と思う人もいるかもしれませんね?
でもこれは本当なので、どこに住むかを考えるために大きな参考になると思います。
学生は、多くがお金がありません。
なので学生が多く住む街の家賃相場は、必然的に安くなります。
しかし、
「学生が多く住んでいるかどうかなど、どうやって分かるんだ?」
そう思う人もいると思います。
でも、それは簡単。
その街に、大学や専門学校があるかどうかを確認すればいいだけです。
大学や専門学校がある街は、学生が多く住みます。
ですからそのような街の家賃相場は、周辺より安くなります。
学生街の注意点
ですから家賃を安くしたいと思ったら、学生街を選ぶのはおすすめです。
ただしその場合、注意点もあります。
ファミリー向けの物件は少ない
学生街ですから、基本的に単身者が住むような、ワンルームや1Kタイプの物件が多いです。
ファミリー向けの物件は少ないので注意しましょう。
生活パターンが社会人とちがう
学生は、生活パターンが社会人と違います。
朝起きる時間は遅く、また夜寝る時間も遅いのが普通です。
そうすると、たとえば深夜、アパートの他の部屋から物音がしたりすることもあるでしょう。
また学生は、友人宅に集まって酒盛りをしたりすることも少なくありません。
夜中に大騒ぎになるなどのことも、覚悟する必要はあるかもしれませんね。