引っ越しをする場合、新しい部屋を探さなくてはなりません。
新しい部屋がなくては、引っ越しができませんから、これは言うまでもないことです。
ただその部屋探し、そう簡単なものではありません。
部屋は、一度住んだら、またそう簡単に引っ越すわけにはいきません。
引っ越しにはお金がかかりますから、できれば長く住むことを考えなくてはなりません。
それには、「気に入った部屋」を見つけることが必要です。
部屋が気に入らなかったら、またすぐ引っ越さなくてはならなくなってしまいますね?
しかし「気に入った部屋」といっても、千差万別。
人によって、その意味は、それぞれ違ってくるでしょう。
ですから部屋探しには、それなりに気合を入れることが必要になるわけです。
部屋探しをする上で、まず最初に考えなくてはいけないことは、
「いつ探したらいいのか」
ということです。
部屋を探すタイミングは、いい部屋を見つける上では大切です。
早過ぎるのはよくない
部屋を探すタイミングについて、はっきりといえるのは、
「タイミングが早過ぎるのはよくない」
ということ。これは、肝に銘じる必要があります。
なぜかといえば、早く探しすぎると、借りることが出来ないからです。
部屋は、もしいいところを見つけたら、契約しなくてはなりません。
契約しないと、部屋に住めないのは、いうまでもありませんね?
不動産屋でいい部屋を見つけたら、まずとりあえず、「手付金」を支払って、部屋を仮押さえすることになります。
その後実際に契約し、自分が住める状態にするわけですが、手付金の支払いから契約までの期間は、
「どんなに長くても一週間くらい」
がふつうです。
手付金で仮押さえがされてしまうと、他の人がそれを借りることができなくなります。
あまりに長くそういう期間がつづいてしまうと、大家さんにとっては、機会損失になるわけですね?
なので、「もう、一週間後には契約できる!」、
そういう状態になってから、部屋探しをするのがオススメです。
それ以上前に部屋探しをしても、結局自分が住むまで待ってもらえず、
「せっかくいい部屋が見つかったのに、、、」
と、悔しい思いをするだけです。
契約金のめどがついたら部屋探しをはじめよう!
契約には、契約金が必要です。
なので部屋探しは、契約金のめどがついてから、始めるのがおすすめです。
契約金は、物件やその地方によって多少の違いはありますが、だいたいは次のようなものとなります。
- 敷金・・・家賃の1〜2ヶ月分
- 礼金・・・家賃の1〜2ヶ月分
- 契約日から月末までの日割り家賃
- 翌月の家賃
- 仲介手数料・・・半月〜1ヶ月分
- 火災保険料・・・1万5,000円〜2万円
その他に、新しい部屋に住むためには引っ越しをするわけですから、引っ越し料金や、新しく購入する家具や家電の費用がかかります。