引っ越しをするとき、当日は何かと気を使うことが多くあります。何かやり残したことはないだろうかとか、荷物の梱包はこれで大丈夫だろうかとか、電気やガス、水道の手続きはOKだろうかなどと、心配事は絶えないですね。
それに、来てくれた引っ越し業者の人にも、やはり気を使ってしまいます。特に真夏の暑いときや、真冬の寒いときなど、大変だなと考えてしまいます。
こんな時には、やはりなにか手伝うべきなのだろうか? と思いますが、実際はどうなのでしょうか。
手伝った方が良いものなのか、それとも邪魔になるだけなのだろうかなどと、素人では判断できないこともあります。それに、下手に手伝うと邪魔になっている場合でも、引っ越し業者の人が強く言えないから黙っているだけ、と言うこともあるかも知れません。
そこで、引っ越し業者を手伝った方が良いケースと、黙っている方が良いケースについて解説します。
引っ越しに対する基本的なスタンスは?
引っ越しを依頼した時に取るべき基本的なスタンスですが、全部任せてしまうと言うことになります。
なにしろ引っ越し業者の方たちはプロですから、下手に手伝うと本当に邪魔になるだけ、と言うことの方が圧倒的に多いからです。
荷物を運び出す順番も、プロにはプロの考え方がありますから下手に動かさないで、黙って見ている方が賢明です。
玄関先までと思って段ボールを動かしてしまうと、実はその段ボールは後から運ぶ手順だったりすると、完全に邪魔をしてしまうことになります。とにかく見守っていて、積み忘れがないかとか、盗難にあわないようにとか、そう言ったことに注意していればOKだと考えるべきです。
基本的スタンスとしては、とにかく邪魔にならないことです。
邪魔にならないこと以外にできることってあるの?
まあ、例えばですが、タイミングを見計らって飲み物を出してあげる、などと言うことは良いと思います。
真夏には冷たいお茶のペットボトルや、真冬には温かいお茶のペットボトルなどが良いと思います。コーヒーやミルクティーなどの甘いものだと、好き嫌いがありますが、お茶だと意外に好き嫌いはないし、口の中が甘さでべたつくこともないため、お茶の方が良いですね。
あとは冷蔵庫とかタンスなどを動かしたあと、掃除機をかけて埃をきれいにするなどの作業をしておくと、引っ越し業者の人たちも埃を気にしないで作業ができるので、これはやっておいた方が良いです。
それでも手伝わなくてはいけないケースはないの?
それはあります。赤帽などに引っ越しを依頼した場合ですが、個人営業が基本なので、一人で現場に来ます。
そうなると大きな物を運ぶときには、当然ですが手伝わないと無理ですね。変な言い方で恐縮ですが、中にはご年配の方もおられますから、やはり手伝うことが必要になります。
あと、軽貨運送なども、やはり一人で来るケースになるので、赤帽と同じように手伝いが必要ですね。
こういった一人で現場に来るケースの場合、依頼した時に手伝いが必要だと、業者側から言ってくるケースがほとんどですから、事前に分かります。気分よくやってもらうために、こちらも元気に手伝うと良いです。