引っ越しの時に困るのは、かなり大量の植物の搬送です。鉢植えの観葉植物や、ベランダのプランターで育てていた、草花やハーブなども知らないうちに相当数が増えていたりします。
居住環境の中ではそれほどスペースを取っていないと思っていても、いざ、引っ越しのトラックに乗せようとした場合、かなりスペースを取ってしまうのも、こういった植物なのです。
それに、戸建ての場合の植物には庭木と言う、地面に直植えしてあるものも多くあって、いったいどうするのかと言うことも、問題になります。
鉢植えの観葉植物やプランターなども、ご近所の親しい方や友人知人にあげてしまおうかとも思うのですが、いざとなるとなかなか思い切りがつかなかったり、引き取り手がいなかったりなど、いろいろなことがあって、一緒に引っ越すことになるケースがあります。。
こんな時って、いったいどうしたらいいのかと言うことがありますが、なかなかどうするのかと言うことが思いつきません。
そこで、こんな時にどうするのか、と言うことについて解説します。
そもそも引っ越し業者は植物を運んでくれるの?
基本的には運ばないと言うことが、引っ越し業者のスタンスになっています。でも、他の家財道具を汚さないとか、スペースの許す限りと言う条件の範囲で運んでくれることはあります。
この場合でも、鉢などの梱包は自分でやらなければいけないことが多く、なかなか大変な作業になります。
鉢が割れないようにするだけではなく、長距離になるからと言って、たくさんあげてしまった水が漏れないようにするなどの、ちょっとした工夫が必要になります。こういった梱包をキッチリやっておかないと、運んでくれないこともあると言います。
大きな観葉植物や植木などは、一見するとそんなにスペースを取っていないように見えるのですが、トラックなどの限られたスペースの中では、思っていた以上にスペースが必要になります。積み込むことが出来る数には、かなり制限があると言うことを、あらかじめ理解しておきましょう。
なお、植物のために引っ越し業者が、別便を仕立ててくれると言うことは、基本的にはないです。
育てているうちに大きくなった鉢植えの植え木がいっぱいあるんだが?
鉢植えの植え木も、買ってきたときはさほどの大きさではないのですが、育てやすい種類の木だとあっという間に1mぐらいの大きさになってしまい、葉っぱもそれなりに広がりのある状態になってしまうことは、珍しいことではありません。
そう言う鉢植えが、気がついたときにはかなりの数になっていた、などと言うことも良くあります。せっかく丹精込めて育てた植木なので何とかして新居へと思っても、引っ越し業者が直接運んでくれる要素はほとんどないです。
ただし、ほとんどの場合、大手の引っ越し業者が提携している造園業者があるので、引っ越し業者経由で植木の引っ越しをお願いできるケースがあります。
料金ですが、植木の種類や移動距離、それにシーズンなどで違いがあると言いますから、一鉢いくらと言うことではありません。この辺のことは、一括見積を利用して調べておくと安心です。
戸建ての家の庭木などは、いつもお願いしている造園業者に頼むと、彼らが丹精を込めて手入れをした植え木なので、それなりにやってくれますから安心です。