新居側のドア、窓の幅などを確認しておくこと

引っ越し作業で追加料金が発生して困ったという状況には、
業者にいるころに何度か立ち会ったケースがあります。

そのうち、けっこうありがちだったのが、
新居のドアや玄関がおもったより狭かったというパターンです。

普段暮らしているとなかなか気づきにくいものですが、
玄関のドアの大きさや玄関の間取りなどは、
物件によってかなりの違いがあるものです。

なので、今住んでいる家では玄関から出し入れできる家具などが、
新居でも同じように玄関から出し入れできるとは限りません。

もし新居側で玄関から荷物が運び込めない、
となった場合は当然、窓から運ぶ、ということになりますが、
このときマンションの上の階だったりした場合はもう最悪なことになります。

選択肢としては荷物を運ばずに外に放置するか、
あるいは吊り下げて運ぶかということになります。

運び込めたとしても確実に追加料金がかかることになります。

そういう事態になって困るケースをいくつも見ているため、
運ぶ荷物のサイズと新居のドアや窓のサイズは、
しっかりと確認しておく必要があるでしょう。

新居の前の道幅にも注意

他にも新居の下見で注意しておきたいポイントはあります。

それは新居前の道幅です。

引っ越しのときの見積もりは、
基本的に「荷物を運び込む玄関にトラックを横付けできるもの」
として作業費を考えています。

ところが新居でトラックを横付けしようとしたら、
トラックが進入できないような道幅だったりすると、
作業費に追加料金が加算されかねません。

これが10m程度ならまだ大丈夫なのですが、それを超えると黄信号です。

もし旧居と新居で道幅に違いがあっても、
事前にそれがわかって営業マンに伝わっていれば、
最初からトラックのサイズを変えるなどして見積もりを考えるので、追加料金は防げます。

下見を怠ると後々困る事態になりかねませんので、しっかりチェックしておきましょう。

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