見積もりが予定していた金額よりも安くなって、すごく助かった。なんていうこと、たまにありますね。そうなると気が大きくなって、何か買い物をしようと思うのも人情です。
こんな時に頭に浮かぶのは、新居用に何か買おうかなと言うことがあります。そんな時に、たまたま欲しかったソファーが目について、衝動的に買ってしまったなんていうこともあります。
でも、問題なのは、引っ越しの見積もりが終わっていると言うことですね。そこで、ソファーのような大きな家具が増えてしまうと、いったいどうなるのでしょうか。すごく気になりませんか?
そこで、見積後に大きな家具を買ってしまうとどうなるのか、と言うことについて解説します。
もし見積後に大きな家具を買ってそのままにしたらどうなるの?
引っ越しの見積もりと言うものは、かなりシビアにやっています。そうしないと、見積金額にみあったトラックの手配が出来なくなって、引っ越し業者側にロスが生じるからです。
つまり、積み込める荷物ギリギリのトラックが当日は手配されてくるので、大きな家具が増えていると積み切れないケースが出てくる可能性が、非常に高くなります。
特に2tトラックの積載量を超えてしまうと、料金がプラスになる可能性が高くなるので注意しましょう。
来てくれたクルーの受け持つ現場が、この現場だけの場合だったら一度戻ってきてくれることも考えられますが、最悪は積み残しが出てしまい、後日別の方法で積み残した品物を運ぶことになります。
また、一度戻ってくれた場合でも、追加料金が発生することは避けられません。もし、荷物の量に対して余裕のあるトラックの場合、追加料金が発生するのかどうかは、現場リーダーの判断になるので、ケースバイケースと言うこともあります。
よほどの閑散期でもない限り、当日の現場で柔軟な対応は不可能だと考えておくべきですね。
それでは見積後に家具を買うときにはどうしたらいいの?
まず、一番に考えなくてはいけないことは、日にち指定をして、新居に搬入してもらうことです。だいたいの家具店は運送業者と提携していますから、例えば東京で買った家具を、引っ越し先の京都に届けて欲しいと言う要求にも、なんの問題もなく対応してくれます。
次についうっかりして、現在の住居に運んでもらってしまったような場合ですが、この時には必ず引っ越し業者に連絡をして、現状を把握してもらってください。その上で、見積もり料金が変更されるかどうか、と言うことはありますが、最悪の積み残しは避けられます。
多くの引っ越し業者の場合、予定日の数日前には確認の連絡が来ることがほとんどですが、その時に家具が増えたと言うことを申告しても、間に合わないことがありますから、やはり事前連絡は絶対に必要です。
見積後に荷物が増えると言うことは、余計なトラブルを引き起こす要因にもなるので、注意が必要です。
また、どうしても増やさなければならないと言った事情があるときは、前もって引っ越し業者に相談した方が無難です。なにか、増やさなくても済む方法を教えてくれることもありますから。
例えば洗濯機が壊れてしまったので、どうせだからより大型の機種を買おうなどと言うこともありますが、こんな時も相談をすれば、短期間のレンタル会社を教えてくれたりするケースもあるので、余計なことにはならないで済みます。