引っ越しと言う作業は、本当に疲れます。肉体的にも精神的にも、かなりダメージを受けてしまいがちですね。
引っ越し準備はまだいいけれど、新居に入って片付けを始めると、かなり疲れを感じると言うケースがあります。
これを我慢して、なんとか片付けをすませて普通の生活のリズムに戻ったと思っていても、何か体も心もスッキリしない、という人もかなりいると言われています。
なぜなのか、と言うと、原因はやはり精神的な部分と肉体的な部分の両面が疲れているからです。
肉体的な疲れは普通でしたら、長くても数日で回復するのですが、精神的なことが影響していると、かなり長引くことがあります。
今回は、こんな引っ越しの疲れをどうやって取って、リラックスできるようにするのか、と言う方法について、解説をしていきます。
なんで精神的な疲れがあると体の疲れが取れないの?
精神的な疲れはイコールストレスです。ストレスが溜まっていると、自律神経に悪影響が出てしまい、臓器の働きやホルモンバランスを崩してしまいますから、肉体的な不調を感じてしまいます。
中でも、甲状腺ホルモンの分泌が落ちてくると、せっかく栄養価の高い(カロリーではなく栄養価です)食事を摂っても、吸収率が悪くなるので、疲労回復を妨げます。つまり、いくら食べても力が出ないと言うことになってしまいますね。
ストレスを解消すれば疲れは取れるの?
多くの場合はそうなります。ストレスを解消して、前向きな姿勢が出てくると、体も自然に元気になってきます。
問題は、なんでストレスが溜まったのか、というところです。多くのケースでは、生活環境が大きく変わってしまい、不安があるからと言う理由のようですね。このことを本人が明確に意識していなくても、無意識の領域で不安を感じている場合が多いので、結果的にストレスは溜まっていくと言われています。
何かストレスを効果的に発散する方法ってないの?
効果的かどうかについては個人差がありますけれど、いくつかのストレス解消方法を解説していきます。引っ越しの不安を解消するだけ、と言ったようなこともあげてみますから、参考にしてみてください。
全身が汗ばむぐらいの有酸素運動をする
時間にして20〜30分ぐらい、ある程度の強度を持った有酸素運動をします。ある程度の強度を持った運動をしていると、没頭できますから余計なことを考えることがないので、ストレスを発散できます。
それと、運動が終わった後ですが脳内には幸せ物質と言われている、エンドルフィンと言うホルモンがいっぱい出ていますから、達成感と幸福感が持続するのでストレスは減っていきます。
無理に片付けをやらなくて済むようにしておく
引っ越しの荷造りをするときに、二泊三日分ぐらいの旅行の支度をしておいた段ボールを作っておきます。
つまり、荷解きをやらなくても、その段ボールさえ開ければ当面は生活ができる、といったような便利な支度をしておきます。
そして、荷解きに疲れてしまったら、無理に作業を続けないで「今日は終わり、あとは明日やるぞ」という感じにして、さっさとシャワーを浴びてサッパリしてから食事にでも行ってしまうと、ストレスは溜まりません。
案外、これをやると、地元の様子も肌で知ることができるし、行きつけのお店を開拓出来るかも知れないです。作業を楽しんでしまうという感じの、ちょっとくだけたスタンスですね。
地元の施設を詳しく知る
スーパーやコンビニを回って、価格や品ぞろえなどを把握します。また、どこに何科の病院があるか、理容・美容室はどこか、喫茶店はあるのか、外食をするときはどこがよさそうなのか、などを探索します。
かなり没頭できますから、ストレスは消えていきます。それに、地元の施設を頭に入れていきますから、不安感が消えていき、安心感がだんだん出てきます
自分の気に入ったお店を探すと言う行為は、なかなか楽しいものなだし、何よりも実生活に大いに役立ちます。毎日、数件ずつ試しに買い物をしてみるなんて言うのも、面白いですよ。
いかがでしたか?この三つをやってみて、引っ越しでたまったストレスを解消して、新たな地域に馴染んで、楽しく生活をしてください。