一人暮らしを始めると、どうしてもある程度の家具を揃えなくてはなりません。
その際、何の考えもなしに買い進めてしまうと、部屋が雑然として、統一感がなくなってしまったり、狭苦しく感じたりしがちです。
やはり一人暮らしでも、「部屋のインテリア」を考えることは絶対必要!
ここでは、そのコツをまとめました。
テーマを決めよう
家具などには、様々なものがあります。
何も考えず、ただ一つ一つ「気に入った」といって買ってしまうと、一つ一つの家具はよくても、全体として統一感がない、雑然とした印象の部屋になってしまいます。
やはり家具には、ある程度の統一感が必要。
それには、「テーマ」を決めるのがオススメです。
テーマは、例えば次のようなものがあります。
シンプル
できるだけ物を置かないようにする部屋。
家具のデザインも、できるだけシンプルなものを選びます。
ナチュラル
木目などのナチュラル素材を使った家具を揃えた部屋。
できるだけシンプルなものを選びます。
モダン
モダンとは「近代的」の意味。
金属製や、直線的なデザインの家具を選びます。
クラシック
ヨーロパの中世のイメージ。
装飾の施された家具や、レースのカーテンなどを選ぶとそれらしくなります。
和風
「畳にこたつ」が基本です。
障子のついたてなども、和風の雰囲気を盛り上げてくれます。
カントリー
アメリカの田舎などをイメージしたもの。
ゴテゴテせず、シンプルな木製の家具を選びます。
アジアン
インドネシアなどの南国のイメージ。
木製や籐などに、鮮やかな色の布地をあわせます。
色合いを統一しよう
部屋の統一感は、テーマ共に、「色合い」の選び方も大事。
多くの色を使ってしまうと、雑然とした印象になります。
オススメなのは、ベースの色を、「木目と白」「白と黒」など、限られたものに限定し、そこに一色、アクセントとなる色を加えること。
アクセントは、赤系なら暖かい感じ、青系ならクールな感じになります。
部屋が狭いことに注意しよう
一人暮らしの部屋は、やはりどちらかといえば狭いもの。
なので家具をそろえることにより、狭い部屋が、さらに狭くなってしまうことは避けなければなりません。
購入する家具は、できるかぎり限定したものだけにしましょう。
はじめは少しだけにして、徐々に買い足していくようにするのもオススメです。
また背の高い家具も、避けるようにするのがオススメです。
背の高い家具は、収納力はありますが、圧迫感があり、部屋が狭苦しく見えるからです。
収納にも気を使おう
狭い部屋を活用するには、「収納」を工夫することが大切です。
購入する家具は、収納を兼ねたものにするのが、とてもオススメ。
ロフトベッド
ロフトベッドは、背の高いベッドのこと。
タンスやラックのように収納できるスペースがあり、その上にベッドがあります。
これだと、床を2倍に使えることになり、効率的。
高い場所に寝るのが怖い人以外には、オススメです。
引き出し付きベッド
ロフトベッドのように高いところに寝るのが苦手な人でも、ベッドを引き出し付きにするのはオススメです。
ベッド下のスペースは大きいですから、低くても、それなりの収納力があります。