引っ越しの時に問題になることのひとつに、荷物の量があります。なぜか、何をどうやっても荷物の量が減らない、どうしてだろう? こんな思いをする方は、結構大勢いると言います。
こういうことになってしまう人たちの特徴のひとつに、物を処分できないと言うことがあげられます。
明らかに壊れそうなソファーとか、もう絶対に使わないだろうと言うようなもの以外は、例え何年も使っていないものでも、捨てることを含めての処分が出来ないのです。
でも、引っ越しの荷物は少なければ少ないほど料金的にも助かるし、引っ越し先の新居での片付けも圧倒的に楽になります。
それに何よりも、物が少ないと言うことは、常に部屋がスッキリした状態なので、すごくリラックスした空間を確保することが出来ます。
引っ越しをひとつの機会にして、物を減らしてスッキリした空間の確保をすることも、すごく良いかもしれないです。
そこで、今回は減らない荷物を思い切って減らすコツと言うことについて、お話をしていきます。
荷物を減らすコツなんてあるの?
ありますよ。それはひたすら「必要なもの」と「不要なもの」を選別して、不要なものを処分することだけです。
そのために、ある種の心構えが必要になることは確かなのですが、それさえ乗り越えれば圧倒的に荷物の量を減らすことが出来ます。
その心構えってどんなこと?
人には思い出と言うことが、必ずと言っていいほど付きまといます。その思い出が、何かの物に対して思い入れとなってしまっていることがあります。
その思い入れのあるものですが、果たして日常生活の中で活用されているのかどうか、と言うところが、まず初めのポイントになります。
もし、何年も使っていなかったり、この3ヶ月の間に一度も使っていなかったりしたら、それは日常生活に貢献していないもの、という判断をしても良いと言うことです。
そう言うものは、迷わず処分対象物としてしまうことが、心構えの最大のコツです。残念ですが、ここは精神論しかありません。
でも、何しろ迷いがあってはなにも前に進まないですから、はっきりと日ごろ使っているものと、使っていないものという線引きをしてしまうことが大切です。
そのためには、物を見て「これはああの時に買ったものだ」とか、「これは昔の彼女(彼)に、あの時にもらったものだ」などと言う思い出に浸ってしまわず、単なるものだと言う意識をもつことがコツですね。思い出に浸ってしまうと、思いがけずに時間だけが過ぎていってしまいますから。
でも自分の手ではどうしても捨てられないときは?
そうですね、そういうこともありますよね。
こんな時こその友達と言うわけではありませんが、友人の中でも理解のある人に頼んで預けて、後から捨ててもらうと言う方法もひとつあります。この場合、もちろんかかった費用異は払わなくてはいけないし、それとは別にあとからお礼をしなくてはいけません。
それと、もし、その友達が使ってくれると言うのなら、その物は廃棄処分にされることはないので、なんだか助かったような気もしますから、その時は感謝あるのみですね。
特に思い入れはないけれどもったいないと言うときは?
こう言ったケースってよくあります。ブランド品のバッグやアクセサリーなど、結構代表的かも知れません。こういうブランド品は、いわゆる質屋さんや買取専門店に持ち込んで買取をしてもらうことが、一番やりやすいです。
でも、ブランド品ではないけれどなんだかもったいない、と言う物もあります。こういうものは、案外オークションに出してみると売れることがあります。
もちろんオークションに出しても、確実に買い手がつくわけでもないので、引っ越しのかなり手前から出品する必要はありますが、付けた値段次第ではまったく売れないと言うこともないと思いますので、やってみる価値はあると思います。
こんな感じで荷物を減らしていくのですが、最大のコツは断捨離です。断・捨・離ですから、その後も物を増やしてしまうことはないので、やってみる価値はあります。ぜひ、一考してみることをお勧めします。