一人暮らしの部屋って言うとつい片付けが面倒で、気がつくとかなり散らかってしまいがちです。
その結果、急に誰かが訪ねてきたときなど、大慌てをしなくてはならなかったり、掃除をするのにも片付けから始めないといけないので、つい掃除をしなくなってしまったりしがちです。
気がついたらまるでアンフェアの主人公「片付けられない女『雪平夏美警部補』」の部屋って言う感じになってしまい、この状態から綺麗にするためにはとんでもない努力が必要だ、なんて言うことになってしまうかもしれません。
でも、片付けのやり方って案外これがコツと言うことが分からないから、適当にやってしまい、いくら片付けても元の木阿弥と言うケースが多くあります。
どうやったら綺麗に、しかも散らばりにくくてスッキリとした片付けが出来るのかと言う、片付けのコツということについて、今回は解説していきます。
片付けのポイントってどんなことなの?
一番のコツと言えば、「物を減らす」と言うことです。物がたくさんあると、収納スペースのキャパシティーを超えてしまうため、物がはみ出してしまうから、結果的に散らかってしまうからです。
次に、物をアイテム別に分類することです。例えば消しゴム・シャープペン・ボールペン・定規・鋏・カッター・電卓などはまとめて「文房具」としてしまいます。
そして分類したものを置く場所「アドレス」を決めてしまいます。いったん決めたアドレスを移動させず、使ったものは必ずもとあったところに戻すと言う習慣をつければ、散らかることはありません。
最後に、分類したものをなるべく収納ケースなどに入れて、決めたアドレスに仕舞うことです。こうしておけばバラバラにならずに済みますから、散らかることはありませんし、使ったものをしまうことも楽になります。
押入れとクローゼットを上手に活用する
ワンルームにも必ず押し入れは付いていますから、ここを収納スペースとして上手に活用すると、驚異的に片付けは楽にできます。
押し入れ整理棚とか押し入れハンガーなどを利用すると、実質的なスペースがかなり広がりますから、収納量が増えます。
他にも、カラーボックスや100均で売っているケースなど収納するケースの大きさを、大・中・小とサイズをそろえて利用することがコツです。
ボックスやケースを使うと、バラでしまうよりも収納スペースに隙間をつくらずに無駄なく使えるので、これも上手な収納方法のひとつです。
それと、クローゼットにかけた洋服の下にできる空きスペースも、カラーボックスを仕舞える場所になるので、無駄なく使えます。
衣類は縦に仕舞うとたくさん入る
カラーボックスの数を減らすためには、ひとつのカラーボックスにたくさんの衣類を入れることがポイントになります。
ニットやTシャツ類などを畳んでしまうとき、普通は平たく重ねていきます。これを縦にして入れていくと、平たく重ねるよりも20%、アイテムによってはそれ以上入れることができます。
それに、この方法でしまうと出す時にも「一番下」という状態を作らないで済むので、楽に取り出すことができます。しまうときのポイントは、「輪」になっている方を上に向けてしまうことです。
番外編・押入れをデスクにする
もし収納するものが少なくて、押し入れのスペースが余るようでしたら、その余ったスペースを何かで仕切ってデスクとして使うと、部屋はかなり広く使うことができます。
何しろ、いままでデスクが占領していた部屋のスペースが空くので、驚くほど部屋は広くなります。その空いたスペースを何に使うのかということは、アイディア次第ですね。
上手に片づけることができれば、物を使うときにいちいち探さなくても済みますから、ストレスも減るし、何かをやろうとしたときの効率も上がります。
一人暮らしだからこそ上手に片付けをして、シングルライフを快適にしたいものですね。