水槽で金魚や熱帯魚を飼っている場合、
引っ越しの際にはこれらも運ばなければなりません。
そのやり方をまとめました。
引っ越し業者は金魚や熱帯魚を運んでくれない
まず重要なのは、引っ越し業者は金魚や熱帯魚を運んでくれないということ。
引っ越し業者は、生き物を運んでくれません。
移動中に特別なケアをしなくてはなりませんし、
万が一運んだ生き物が移動中に死んだ場合、補償の問題も出てくるからです。
生き物の命に値段を付けられないのは、言うまでもないことですね?
金魚や熱帯魚の輸送専門業者もいますが、費用は非常に高額です。
ですから金魚や熱帯魚は、自分で運ばなくてはなりません。
そのためには移動手段が必要です。
車があればそれでいいですし、もしなければレンタカーなどの手配をしましょう。
水槽と金魚・熱帯魚は別に運ぶ
さてその水槽の金魚・熱帯魚を実際に運ぶ方法ですが、
水槽ごと丸ごと運ぶのはあまりオススメできません。
水槽は移動中の振動などに耐えられるように作られていないので、
割れてしまう可能性が高いです。
必ず水槽と金魚・熱帯魚は別に運ぶようにしましょう。
金魚・熱帯魚を入れるには、クーラーボックスがおすすめ。
水槽に入っていた水をたっぷり入れ、
酸素を放出するタブレットなども一緒に入れておきましょう。
水も、飼育水をできるだけたくさん、ポリタンクなどに入れて運びます。
水槽やろ過器、底砂利などは洗わず、また乾燥もさせず、
濡れたままになるようビニール袋などに入れて運びます。
その方が、水槽内のろ過バクテリアが死滅することなく、
引越し後に元の水槽の環境を保ちやすいです。
引っ越し後はしっかりと水合わせをして!
金魚・熱帯魚の引っ越しは、引っ越しの最中よりむしろ引っ越し後が本番です。
引っ越しによって水質や水温に変化があると、体調を崩してしまうことがあるからです。
すぐに水槽に戻すのは絶対NG。
慎重に水合わせをし、時間をかけて戻すようにしましょう。