石油ストーブや石油ファンヒーターなどを使っている場合には、
引っ越しの際には注意が必要。
ストーブの灯油は引っ越しまでに全て抜いておかなくてはいけません。
灯油が入ったストーブを引っ越し業者は運んでくれない
灯油が入ったストーブは、消防法および道路交通法では「危険物」の扱いです。
そのまま輸送することは禁止され、違反すると罰則が取られます。
そのため引っ越し業者は、灯油の入ったストーブを運んでくれません。
もし引っ越しの当日に、ストーブに灯油が入っていることが分かると、
引っ越し業者に運ぶことを拒否されます。
その場で灯油を抜くのは、時間がかかりますから引っ越し業者の迷惑です。
また別便で送るのも、ムダな費用がかかりますね?
なのでストーブの灯油は、必ず引っ越しまでに抜いておくこと。
また着火用の乾電池があるならば、それも外しておきましょう。
ストーブの灯油を抜く方法は?
ストーブの灯油を抜くには、使い切ってしまうのが一番です。
ただもし使い切るだけの時間がなければ、ポンプで抜き取るようにしましょう。
ポンプで灯油を抜き取っても、タンクにはまだ少量の灯油が残っています。
まだ火はつきますので、それをそのままにしてしまってはいけません。
ですからポンプで灯油を抜き取ったあとは、再び火をつけ、
火が消えるまでそのままにしましょう。
そうすれば、灯油は完全になくなったことになります。
抜き取った灯油は、ガソリンスタンドなどへ持っていけば、
廃油として処分してもらえます。
ただし処分代を請求されることがありますので、
その意味でも、灯油は使い切るのがおすすめです。