割れ物を箱詰めする際はすき間を作らないようにする

引っ越しのとき、客側は必要以上に破損を恐れますが、
実際のところ、引っ越し業者の手荒な扱いで荷物が壊れるということは
そうそうありません。

一応まがりなりにも客の商品を扱う最低限の技術はありますから、
普通に引っ越しをしている以上、あまり破損事故は多くないのが本当のところです。

それでも割れ物が破損してしまったというときには、
実は客側の梱包の仕方が悪かった、といわざるを得ないケースもあります。

もちろんそれでも補償をしたりするわけですが、
業者にとっても客にとっても最高なのは何事もなく引っ越しが終わることですよね。

下手に破損が起こってしまい、業者と揉めることがないように、
割れ物を梱包をするときは他の荷物以上に注意をしておきましょう。

詰め方に気をつければ破損は怖くない

ダンボールの中で荷物が壊れる原因は一体なにか。

それは運搬中の車の揺れなどちょっとした振動で、
ダンボール内の荷物がお互いに衝突しあうことで破損するためです。

多くの人がダンボールの扱い自体を問題視しがちですが、
ダンボールを床や地面に置く、その衝撃で荷物が壊れることは
ほとんどないと思ってもらっていいでしょう。

さて、破損の原因が分かれば、これを防ぐのは簡単ですね。

ダンボールの中で荷物がぶつかりあうのが原因ならば、
荷物がぶつかりあうその隙間をなくしてしまえばいいというわけです。

具体的にどうするかというと、
割れ物をダンボールに詰めるときは、次のような手順で梱包しましょう。

1.ダンボールの底にくしゃくしゃに丸めた古新聞を敷き詰める

2.割れ物を入れていく(当然割れ物は古新聞などで包む)

3.割れ物をある程度入れたら隙間にも古新聞を詰める
(このとき古新聞はしっかり丸めること。ふんわりさせると隙間ができます)

4.ダンボールがいっぱいになったら、さらに古新聞を荷物の上に敷き、閉じる

手順を踏んで梱包したら、その後に一度持ち上げてダンボールをゆすってみましょう。

このとき中でまったく音がしなければOK。
逆にカチャカチャと音がなればそれは隙間があるということなのでやり直しです。

箱の中の隙間をなくせば、揺れる程度の衝撃ではまず破損することはありません。

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