ちゃんと下見をしておかないと追加料金がかかるかも

最近では一括見積もり比較サイトなど便利なものもありますので、
少し勘違いしてしまいがちですが、
ああいうサイトでの見積もりや電話相談で出る見積もり料金は確定ではありません。

見積もりには2種類の見積もりがあって、

  • 概算見積もり
  • 正式見積もり

というものがあります。

「概算見積もり」はサイトや電話で簡単な引っ越し情報だけを業者に伝えて出るもの。
あくまで概算なので「だいたいこれぐらいかかりますよ」という意味です。

「正式見積もり」は、業者が家に下見に来て、それで出るもの。
そのときには新居の情報なども再確認して、きちんと詳しい料金をはじき出します。

この正式見積もりこそが本当の料金になるので、
本来は下見に来てもらわないといくらかかるか分からない、ということです。

ところが、引っ越しをしたい人の中には
「荷物も少ないし、サイトや電話で話した以上の情報はない」とか
「定額のプランなんだから下見しても料金は変わらないでしょ」と
頑として下見を拒否する人もいるそうです。

業者側としては下見をしないと正式見積もりが出せないわけで、
いざ引っ越しのときに問題が起きると困ります。

特に下見なしで引っ越しをすると、

  • 荷物量が聞いていたのと違う
  • 運ぶことができない特殊な荷物がある

というトラブルは本当に良く起こりがちです。

完全に時間がないとか、旧居に戻ることができない、など
何かしらの問題がない限りは絶対に下見をしてもらい、
正式見積もりを出してもらうようにしましょう。

客がやっておきたい「下見」もある

引っ越しで下見というと業者を家に呼ぶ下見を思い出しますが、
こちらがやっておきたい下見があるのを知っていますか?

それは新居の下見です。

「いや、新居なんだからそりゃ下見はしてるよ」
という人もいるでしょう。

しかし引っ越しをするときに重要な点を見逃してはいませんか?

引っ越し業者の下見では新居を確認しにいったりはしません。
ですから新居周りの道幅や道路と玄関の距離などは、
あなたにしか分からないことです。

このとき、あなたから聞いた情報と新居の実際の状況が違い、
引っ越し作業が難しくなったりすると追加料金が取られたりしてしまいます。

どのへんを確認しておけば良いのかは、
別の記事で紹介しているので、確認してみてください。

→新居側のドア、窓の幅などを確認しておくこと

業者の下見も客の下見も大事なもので、手を抜くと追加料金が発生したりと
いやーなトラブルに見舞われる羽目になります。

せっかく新しい家での生活が始まるというのに開始からケチがつかないよう
万全を期しておきましょう。

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