引っ越しにはいろいろなことが付きまといます。食器やその他の小物の梱包から、衣類の梱包。オーディオ機器やPC、カメラなどの精密機械の梱包など、数え上げればきりがありません。
それに、できるだけリーズナブルな料金で引っ越しをしようと思うと、ある程度というのか、できるだけ自分でやらなくてはいけない仕事が増えます。
さらにいうと、引っ越し当日まで使っていて、新居に入ったその日から使わなくてはいけないアイテムとして、寝具があります。布団の場合はそれほどの問題はないのですが、ベッドになると、それなりの問題が出てきます。
特に、生まれて間もないような赤ちゃんがいる場合、ベビーベッドは引っ越し寸前まで使っていて、新居に入ったらすぐにとまではいかないけれども、その日の夜には必ず使わなくてはいけない物です。
大人用のベッドもそうなのですが、ベビーベッドもそれなりに嵩張るのもですから、トラックに積みきれなくなる可能性があるので、解体する必要があるケースがあります。
こんな時、引っ越し寸前まで使わなくてはいけないベビーベッドを、自分で解体した方が良いのか、それとも引っ越し業者にお願いしても良いのかという問題があります。
そこで、ベビーベッドは自分で解体する必要があるのか、それとも引っ越し業者にお願いしても良いものなのかと言うことについて解説します。
ベビーベッドの解体って難しいの?
まず、ここが第一の問題ですね。ベビーベッドの解体と言うものは、作業自体はそれほど困難なものではありません。ハッキリ言ってしまうと、工具があって、時間さえかければ誰にでもできます。
しかしそこには問題があって、ベビーベッドを動かさないで解体すると言うことは、まず不可能なのです。そうなると、ベビーベッドを動かしながら作業をしなくてはいけないので、フローリングの床や畳に傷をつけてしまうというリスクが発生します。
また、外したフレームなどがフローリングの床に落ちて、傷をつけてしまうと言いうリスクも発生します。一人でやるには、かなり慣れが必要だと言うことです。
そもそも解体って必要なのか?
これはケースバイケースと言うことになります。トラックに積み切れるのかどうか、と言うことが絶対的なポイントなので、見積もりの時に営業マンがどう見積もっているのか、というところですね。
例えば解体をしてしまえば、4tトラック1台に収まるからこの値段と言うようなことがあるのだったら解体が必要ですし、解体しなくても大丈夫だと言う判断だったら、解体の必要性はありません。この辺のことは、しっかり聞いておいた方が良いですね。
解体が必要な場合の料金はかかるの?
ベビーベッドの解体が必要な場合ですが、引っ越し業者が無料サービスでやってくれるケースと、有料になってしまうケースがあります。
これは、引っ越し業者のサービス内容によるところが大きいので、見積もりを取るときにしっかり訊いておく必要があります。
有料だとしても、数万円もかかると言うことはないようですが、解体を単体でお願いすると料金は、解体の対象になるベビーベッドの構造次第、と言う感じですから、一律○円と言うことではありません。
それに、パックの内容にベビーベッドの解体サービスが入っている料金と、ベビーベッドの解体が入っていない料金の時(自分で解体をすることになります)の差額を、しっかり調べておくことが必要ですね。
こういったことは、一度一括見積を利用して、全部調べておいた方が安心です。
それと私見ですが、旧居のフローリングや畳に傷をつけてしまい、考えもしなかったような修理費を取られるぐらいなら、引っ越し業者にお願いをしてしまった方が良いかもしれないです。