部屋の階数やエレベーター有無で引っ越し料金が変わってくる

見積もり一括比較サイトを使ったりすると、
旧居から新居までの引っ越しでどれぐらいの料金が相場か、
なんて情報が出てきたりもします。

非常に便利な機能ですが、これをあまり過信しすぎてもいけません。

引っ越しでは何階から何階へ荷物を運ぶのか、
エレベーターはあるのかないのか、ということで料金が大きく変わってくるからです。

たとえばピアノの引っ越しなんかは特にそれがはっきりでてきますね。
→「ピアノなど大きな楽器がある場合」(内部リンク)

なので引っ越し料金相場を見て、
「あれ?うちの引っ越し相場よりめちゃくちゃ高くない!?」
と思っても、それは引っ越す階数のせいだったりするかもしれません。

階数によってどれぐらい料金が変わるの?

では引っ越す階数によってどれぐらい料金が変わるのか、
だいたいの相場を紹介しておきたいと思います。

  • 階段使用の場合 +1500〜2000円/1階毎
  • エレベーターありの場合 +1000円/1階毎

例えばエレベーターを使ってもいい引っ越しで、
5階の旧居から2階の新居に引っ越す場合、
(1000×5)+(1000×2)=7000円
が追加料金としてかかると考えておきましょう。

ただし業者にもよるのでしょうけど、
この階数による追加料金は別で請求するものではありません。

単純に作業費に含まれるもので、
「階数料金」という風に見積もりで別に計算されるというのは聞いたことがないですね。

なので、この階数料金ぐらいは引っ越し業者との交渉で、
十分に値引きできるものと考えたほうがいいとおもいます。

階数以外にも引っ越し料金が加算されるケースがある

マンションの引っ越しのように階数で引っ越し料金が高くなる、というケース以外にも、
新居・旧居の状況次第で引っ越し料金が変わることはよくあります。

たとえば、引っ越す家の前の道路幅なんかがそうですね。

世帯引っ越しで荷物が多いにも関わらず、
家の前の道が狭くて大きなトラックの乗り入れが出来ないという場合、
こうなると単純にトラックと家の距離が離れて作業が増えることになります。

なので、こういう状況では通常の引っ越し料金よりも
多少割高になる可能性が高くなります。

詳しくは別の記事で説明していますので見ておいてください。
→「新居側のドア、窓の幅などを確認しておくこと」(内部リンク)

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