見積書の内容、料金設定が明確か?

「契約書」とか「見積書」とか言うと、
なんとなく素人が分かりづらいようなややこしいイメージがあります。

確かに引っ越しの見積書はパッと見た感じ、分かりにくいかもしれません。
でもこれは、言ってみれば買い物をしたときにもらうレシートと一緒です。

確認しなければ、何にどれぐらいのお金を払うか分かりません。
だから絶対に確認しなくてはいけないものと思ってください。

適当に「良く分からないけど結局いくらかかるの?」
で済ませてしまうと、ちゃんとした業者選びができないかもしれません。

というわけで、一見難しい見積書の中で
「ここだけを見て正しい業者を見分けよう」というポイントだけ紹介します。

許可番号は書いてある?

まずまっさきにチェックしたいのが「許可番号」です。

料金の安い業者を選ぶと、
たまに名前も聞いたことのないような地元密着型の業者に
見積もりを依頼することもあるかもしれません。

全ての引っ越し業者は「引っ越しをしてお金をもらってもいいよ」
という許可を国からもらわないといけないのですが、
このときに業者に与えられるのが「許可番号」です。

見積書の業者の名前に併記してあるはずですが、
もしこれがなかった場合は不認可の業者ということになりますので、
どれだけ安くても引っ越しをお願いしないほうがいいと思います。

作業内容を確認しよう

見積書には、
「引っ越しのときにうちの業者がすることはこれですよ」
という予定が書いてあります。

これは「作業内容」という形で書かれています。

ここを確認しておかないと、いざ引っ越し当日に
「あの荷物を運ぶ予定はなかった」
「それはうちがする予定の仕事じゃない」
などとトラブルになるので注意しましょう。

料金欄でぼったくられていませんか?

最後に確認したいのは「料金」の欄です。
一番重要なところですね。

料金の欄では、

  • 運賃(どれぐらいの大きさのトラックを何台使って、どれぐらい運ぶか)
  • 作業員料(何人の作業員を使って作業するのか)
  • サービス料(オプション料金など)

などという風に区分けされ、それぞれにしっかり料金が書いてあるかがポイントです。

特に「運賃」「作業員料」の部分は要チェック。
「この荷物を運ぶのにこんなトラックはいらないだろう」
「こんなにスタッフの人数はいらないだろう」
と思ったら正直に聞きましょう。

また、料金内容が明確ではなく、
「追加サービス料 ○○円」
「手数料 ○○円」
などのように書かれていたら詳細を聞くべきです。
明確な理由がない料金にお金を払う責任はありません。

引っ越し料金が高い業者はこういうところで料金を跳ね上げている可能性もあるので、
確認は徹底しなくてはいけません。

きちんとチェックしなければ、気づかないうちにぼったくられるかもしれません。

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