いざ引っ越しと言うときに迷ってしまうことのひとつに、業者選びがあります。この引っ越し業者ですが大まかに言うと、全国展開をしているいわゆる大手と言われる会社と、地域密着型で営業をしている、いわゆる中小業者に業態は別れています。
数年に一度必ず転勤があるような職業の人以外、引っ越しと言うこと自体、人生の中ではそう多く経験することではないのが普通です。
まして、初めての引っ越しになると、どこに依頼するのが一番いいのか、一番安全に運んでもらうことが出来るのか、何か問題があったときにはどうなるのか、などと言った不安が付きまといがちです。
と言うことで、全国展開をしてる大手引っ越し業者と、地域密着型で営業をしている中小引っ越し業者のメリットを知っておく必要があります。大手には大手のメリットがあり、地域密着型には中小なりのメリットがあります。
そこで、大手引っ越し業と中小引っ越し業者、それぞれのメリットについて解説します。
大手と中小の見分け方はどうすれば良いのか？
まず、どこが大手引っ越し業者の範疇に入って、どこが地域密着型の範疇なのかと言うことを知っておきましょう。
大手引引っ越し業者はいわゆる有名な会社だと、一括りにすることが出来ます。TVCMを年中やっているところとか、とにかくその社名は言えばほとんどの人が知っているような会社です。ほとんどの会社が、引っ越し専業だと言うことも、特徴になります。
一方の中小引っ越し業者と言うと社名を誰かに言っても、ほとんどの場合には誰も知らないと言ったような会社になります。でも、地元ではそれなりに知名度があったり、「引っ越しをするならあそこに頼むと良いよ」などと言った評判はあります。また、引っ越し以外の運送業を並行してやっているケースも多いですね。
ちょっと、曖昧な表現になってしまいましたが、これが大まかな見分け方です。
大手引っ越し業者のメリットは？
では、大手引っ越し業者に引っ越し作業を依頼した場合、どんなメリットがあるのかと言いうことを、考えてみましょう。
大手引っ越し業者の場合、引っ越しという作業をサービス業としてとらえて、それなりにサービス内容を充実している会社がほとんどです。そのために、さまざまなサービスが整っていることがあげられます。
梱包から搬出、そして搬入・開梱からレイアウトまで、その作業のほとんどを、依頼者はほとんどを引っ越し業者に任せっきりにすることが出来ます。
女性の一人暮らしの場合などでも、女性スタッフが荷造り・梱包をしてくれるので、男性スタッフに下着などを見られたりするような、恥ずかしいこともありません。
他にも出ていった後の清掃から、引っ越し先の清掃、それに不要な家具の処分など、煩わしい作業の一切を代行してくれる等、依頼者にとっては肉体的にも精神的にも、ものすごく楽だと言えます。
あと、遠距離の引っ越しになっても全国ネットワークがあるので、ほぼ、一社完結的なことが可能なので、途中で荷物を紛失するなどと言うリスクがないので安心です。
また、ピアノや高級家具、絵画・骨董品などのような、梱包・搬出・搬入にはそれなりの技術が必要なのですが、これも専属に近い業者を抱えていますから、信頼感は高いです。この信頼感は、熱帯魚や爬虫類などの特殊なペットについても、まったく同じことが言えます。
さらに、何かあったときの補償も、きちんと保険に加入していることがほとんどなので、安心感が高いですね。
これが大手引っ越し業者のメリットになります。
中小引っ越し業者のメリットは？
では、中小引っ越し業者のメリットとは、いったいどんなことがあるのでしょう。
まず、大手引っ越し業者では無理かなと思われるような、融通の利かせ方をしてくれます。時間をずらせてくれたり、時には日にちの変更すらOKだったりすることもあります。
あと、料金的には大手引っ越し業者よりも、かなりリーズナブルであるケースが多いことも、大きなメリットになります。
他にも、引っ越し先で急に道路工事があったりして、トラックを所定の位置に止められなくなったような場合でも、料金の相談などに応じてくれるケースもあります。
いわゆる、話し合いで解決と言うスタイルなので、大手引っ越し業者のようにこのケースだと追加料金はいくらです、と言った杓子定規という感じではないケースが多いと言われています。
なぜこのようなことが可能なのかと言えば、大手引っ越し業者のように大きな宣伝広告費を掛けていないことが大きな要因だと、一般的には言われています。
中小引っ越し業者のメリットは、なんと言ってもリーズナブルな料金体系と融通性と言うことになります。
大手引っ越し御者にはどんなサービスがあって、料金はどれぐらいなのか。また、中小引っ越し業者の料金はどれぐらいなのかと言ったことは、一括見積を利用してみると分かりやすいですね。
