データ整理で困ったときに活用したいクラウドサービス

調子の悪いパソコンを買い取ってくれる業者があるので売ろうと思ったけれど、思っていたよりも画像や動画、それに文書のデーターが多いので、どうしたらいいか困っている。

メモリーステックでは収まりきらないだろうし、かといって外付けのハードディスクを改めて用意するのもどうかなと考えてしまう。だいいち、これだけ大量のデーターを整理して、外付けのハードディスクに収めるのは面倒。何かいい方法はないだろうか?

こんな悩みを持っている人って、結構います。特に引っ越しの準備をしているときに、パソコンの売却を考えた場合など、とてもではありませんが大量にあるデーターの整理など、やっている暇などはありません。

こんな時に、クラウドサービスと言うシステムを利用すると、一気に解決してくれます。でも、クラウドサービスって聞いたことがないと言う人がかなりいますから、どんなことができるのかなどと言う内容が分からないですよね。

今回は、このクラウドサービスについて、初歩的なことを解説していきます。

クラウドサービスって聞いたことがないけれど?

クラウドサービスは別名でクラウドコンピューティングとも言います。どんなサービスなのかなのですが、現状でパソコンを使って文書を作ったり表計算をするときには、例えば「Microsoft Office」などのソフトをインストールしないと使えませんでした。

そして作ったファイルもすべて、自分のパソコンのハードディスクに保存することが当たり前です。

クラウドサービスを使うとインターネットさえ接続されているという、最低限度のパソコン使用環境があればMicrosoft Officeもいりませんし、作ったファイルを自分のパソコンのハードディスクに保存しなくてもよくなります。

なんでこんなことができるようになるのかということですが、簡単に言ってしまうとクラウドサービスを展開している事業者と契約をすると、サーバーに存在する機能を使うことができるからです。

その機能はOfficeのような機能からメーラー機能やスケジュール管理など、いままで自分のパソコンでやっていたことは、ほぼできてしまいます。しかも、どこにいてもインターネットに接続したパソコンさえあれば、使えます。もちろん、自分のパソコン以外の端末からでもですし、スマホからでも利用できます。

さらに、そのデーターを複数の人間が共有して編集などの作業もできるという、大変便利なシステムがクラウドサービスなのです。

もちろん、現在のパソコンに入っているデーターを完全消去する前に、クラウドサービスのサーバーにバックアップすることも完全に、しかも簡単にできますよ。

どんなところが有名なの?

現在日本で事業展開しているクラウドサービスの業者で有名なところと言えば、「Google」と「Dropbox」、それに「Microsoft」に「Evernote」です。

それぞれの使用料金には開きがありますが、月額数百円から数千円程度です。使用内容のプランによって料金が決まっていますから、自分がどの程度の機能まで必要としているのかが、どのプランを選ぶかと言うことになります。

使い方が難しそうだけど?

使い方ですが、例えばGoogleを例に取ってみると、まずアプリ版をPlayストアからダウンロードします。Googleのアカウントで自動的にログインできます。

画面上の「+」ボタンをクリックすると、ウインドウが開きますからアップロードするファイルをクリックしてみてください。あとは、自動的に選択したファイルが開いてくれます。

アップロードの手順はたったこれだけですから、難しいことはないですね。画像を開きたければ、ファイルマネージャーなどから簡単に開けます。とにかく、思っているよりも簡単ですし、すぐに慣れてしまいますから何度か使っていると指が勝手に動いてくれそうです。

クラウドサービスを上手に利用すれば、電車などの移動中でもスマホからファイルを開いて、仕事をすることもできますよ。

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