最後になって増えたゴミは自治体に直接持ち込みできる?

引っ越しでは不用品を含めて、多くのゴミが出てしまいます。大きなものだと不要な家具や家電製品、小さいものだとキッチン用品や浴室で使うものなど、アイテムも数もかなり出てしまいます。

引っ越しの当日までにゴミ収集日などのスケジュールを見ながら、きちんとゴミを出して当日困らないようにするのですが、どうしても当日になって出てしまうゴミが出てしまうことがあります。

こんなときって、相当困ってしまいます。まさか新居に持っていくことはできないだろうし、第一見積もり通りの荷物にしか対応できない容量のトラックが来ると引っ越し業者が言っていたので、まさかゴミのような余計なものは積めません。

だからと言って、ゴミをそのままにして退居することはこれもまたできないですから、余計に困ってしまいます。

そこで、もしこんなことがあった場合に役立つ方法を、今回は解説していきます。

当日出てしまったゴミはどんな方法で処分できるの?

引っ越しの当日がたまたまゴミの収集日に当たっていたら、問題にならないケースもあります。でも、粗大ごみだったりとか、何か特殊なゴミだった場合には、無理なことがありますから、やはり結局自分で処理を考えなくてはならないことが多いですね。

自分で何とか処理をする方法ですが、みっつの方法が考えられます。ひとつは、自分の車に乗せられるような大きさのゴミだったら、新居まで運んで、新居のゴミとして処分をする方法です。

もうひとつは、不用品回収業者で、ゴミも含めて当日回収に来てくれるところがあるので、そこに連絡をしてきてもらう方法です。

そして最後ですけれど、自治体によってはゴミを処理場に個人が持ち込めるところもあるので、そこに直接持ち込んで処分をしてもらう方法になります。

自治体のごみ処理場にはどんなゴミでも持ち込めるの?

ゴミ処理場には基本的に3種類あります。清掃工場・破砕工場・埋め立て処理場の3種類がそれです。

清掃工場には可燃ごみを、破砕工場には大きなゴミで燃やせるゴミと埋め立てゴミ以外の不燃ゴミを、埋め立てゴミはガラスや瀬戸物、石やコンクリートなどが対象になります。大型ゴミと埋め立てゴミには、自治体によって大きさの制限が違いますが、大きさの制限があるので確認が必要です。

どこの自治体でも個人がゴミを処理場に持ち込めるの?

自治体によって持ち込める自治体と、持ち込みができない自治体があります。それに、持ち込みが可能な自治体でも、予約が必要なケースもあります。

あと、処理場に入るためには、服装の規制(安全確保のためです)もあるので、どの項目についても、事前確認が必要です。

持ち込んだ時の処理にかかる料金はどれぐらい?

焼却、破砕・埋め立てのどれも、10Kg単位(10Kgまでになります)で一単位数百円と言う低単価で処理をしてくれます。この単位や料金についても、自自体ごとにちがうので事前確認をした方がいいです。まあ、ポケットマネーで済んでしまう料金ですね。

自治体のゴミ処理場への持ち込みに関しては、こういう流れになっています。いずれにしても、引っ越し当日にあたふたしても拙いので、最悪の場合に備えてゴミ処理場への持ち込みが可能かどうかなど、事前に確認をしておくことが必要です。

それと、当日に来てくれる回収業者についても、何社か調べておいた方が良いと思います。
ゴミを処分するときにかかる費用については、「ゴミの処分費用はできるだけ抑える!」の記事も参考にしてみてくださいね。

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