引っ越しといえば旧居の搬出から新居への搬入まで、
即日で行なう作業が一般的です。

ですが、中には退去日と入居日の折り合わせがうまくいかなかったり、
住居のリフォームや増築などの関係で、
搬出入の日にちがずれる場合もあります。

そういうときには引っ越し業者の一時保管サービスを利用すると良いでしょう。

基本的に引っ越し以外の作業に関しては、
専門業者よりも高めの値段でしか受けない引っ越し業者ですが、
荷物の一時保管に関しては比較的良心的と言えます。

料金の相場はだいたい１畳に収まるぐらいの荷物で、
10000〜12000円／月ぐらいです。

これに対し、トランクルームなどを使うと、
20000円／月ぐらいが相場になりますので、引っ越し業者のほうが
料金だけを見てもお得です。

なにより、引っ越し業者の一時保管サービスを使えば、
引っ越しの日にちがずれても作業時間の関係から、
一日分の引っ越し料金に多少追加料金がかかるぐらいの出費で済みます。

逆にトランクルームへの荷物の運搬などになると、
引っ越し料金は二日分取られるというのが普通です。

この場合はどう考えても引っ越し業者のサービスを利用するのが得ですね。

一時保管は大手業者しかやってないことが多い

需要がある場合にはとても助かる一時保管サービスですが、
問題はなかなか対応している業者が少ないということです。

そもそもあまり需要のあるサービスではありませんし、
荷物を保管しておく倉庫の管理の問題もあるのでしょう。

中小業者の場合は一時保管ができないこともあるので、
見積もりの際に必ず確認しておいたほうがいいと思います。

ただし、一時保管サービスをやっていると謳っていない中小業者でも、
見積もりのときに聞けば「できる」という業者も中にはあります。

大手に引っ越しを頼むとどうしても引っ越し料金は高めになるので、
ダメ元で中小業者にも聞いてみたほうがいいかもしれませんね。